CASE STUDY:08
導入商品:セミナーテキスト作成
業種・業態:医療業界専門コンサルティング/人材教育
経営戦略研究所株式会社
年間6,000件が開業・閉院するという競争の厳しい歯科医院をはじめ、医療業界を専門としたコンサルティングを行う経営戦略研究所株式会社(以下、経営戦略研究所)。毎月150医院を訪ねるコンサルティング業務とともに、事業の核となっているのがセミナーの開催です。キンコーズは、開始以来14年に渡ってセミナーで使用されるテキストの作成を担当。“参加者ファースト”の思いが詰まったテキスト作成を、短納期&クオリティで応え続けています。
原稿の制作時間を最大限に確保したい
タイトな日程に対応できる印刷体制
紙原稿入稿OKのオペレーション技術
経営戦略研究所が開催するセミナーは、年間で約50本。メインである実践経営塾・ベーシックコースだけでも東京と大阪の2会場で年4回、1回あたり約150名の参加者にテキストが配布される。キンコーズとの取引が始まったのは、代表取締役である岩渕社長が大手上場企業から独立した2005年。「発注を決めた一番の理由は、24時間体制で対応いただけるスピード感」と語られるように、入稿から納品までは20時間を切る短納期で行っている。「コンサルタントがセミナー講師も務めているため、原稿制作の時間は限られます。それでも納得のいく原稿にするためにギリギリまで内容を精査したい、という講師の思いから、入稿は前日の18時としています」。徹底したテキストへのこだわり、その実現にはキンコーズのサポートが鍵となっている。
経営戦略研究所から渡される入稿原稿は、データではなくすべて紙原稿。最大500ページのテキストの場合、その枚数は1,000枚にもなる。キンコーズではその1枚1枚をスキャニングして、印刷へと工程を進める。当然、紙原稿はデータ入稿に比べると手間がかかるが、それはセミナー参加者に高い成果を出してほしいという思いを実現するため。「テキストの原稿は、膨大な資料から最善のものを集めるため、紙質も違えば写真が貼り込んであることも。さらに4回シリーズのセミナーでは参加者に課題を出しているため、良い解答にコメントを加えて次のテキストに反映させているので、どうしても紙原稿になってしまうのです。」という岩渕社長の言葉からもわかるように、参加者のことを一番に考えた結果、必然的にこの入稿方法とスケジュールが構築された。講師の方々の思いを大切にするために、キンコーズは『前日・紙原稿入稿』という要望に全力で応えている。
紙原稿をスキャニングした後は、ベテランのスタッフによってゆがみや余白の調整、汚れのチェックなど、細部にまで気を配ったオペレーションを行い、冊子によってはナンバリングを加えて印刷・製本・配送を行う。「短納期でもミスを決して出さないように、スケジュールをスタッフ全員に周知したり、常に前回の冊子と見比べたりするよう心掛けています」と営業担当者が言うように、事前準備に抜かりはない。こうした対応について、「コストが安いだけなら他にも業社はありますが、弊社のやり方、考え方を理解してもらえることや、オペレーションのしやすさを考えると、なかなか他社に変えられないです」という高い評価をいただいている。今後は、ペーパーレス化などの課題にも視野を向けつつ、経営戦略研究所の事業に寄り添ったサービスを提案していきたい。
経営戦略研究所株式会社
所在地:
神奈川県横浜市神奈川区金港町6-6 横浜みなと第一生命ビル 2階
設立 :1988年12月7日
従業員数:20名(2019年10月1日時点)
資本金:10,000,000円(2019年3月末日現在)
Web:https://www.consuldent.jp/
事業内容:経営コンサルティング業務
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