CASE STUDY:14
導入商品:オンデマンドMPM
業種・業態:製造(文具・事務機器・インテリア)
コクヨ株式会社
大手文具メーカーとして知られるコクヨ株式会社(以下、コクヨ)は、文房具以外にも、通販サービス、オフィスや公共施設の空間デザイン等幅広く事業を展開しています。中でもファニチャー事業本部では、多様な企業に対し新しい働き方や、オフィス移転、改装、レイアウトの提案を行っています。営業推進グループは、現在中堅中小企業の方向けに、コクヨのサービスを知るきっかけとし多彩なセミナーを主に自社オフィスにて開催。セミナーへの集客は、主にダイレクトメール(以下、DM)で行っており、2019年9月よりキンコーズのオンデマンドMPMを導入し効果的に活用しています。
DM制作のコストの削減と作業の効率化
デザイナー品質+自社編集を可能にするオンデマンドMPMでの改善提案
作業スピードとコストパフォーマンスがアップ
近年、多くの企業が働き方改革の実現を模索する中、長年にわたり企業のオフィス環境を追究してきたコクヨでは、新たなアプローチとして、オフィスづくりや働き方改革の促進に関するセミナーを開催している。セミナーの企画から運営を、営業推進グループの2名が主に担当しているが、集客のために作成するDMは、当初外部のデザイン会社に都度発注。営業推進グループで企画を担当する杉山さんは、「セミナーは大変好評で、特に人気の高いコンテンツは毎月開催する運びとなりました。しかし、開催数が増えた代わりに、DM制作では同じ内容で日時や場所だけの修正でも、多くの時間とコストを要していました」と語るように、次の課題が生まれていた。この解決策として導入されたのが、まさにキンコーズのオンデマンドMPMだった。
オンデマンドMPMをスタートさせ、デザイン会社がデザインしたDMをキンコーズがテンプレート化を行い、展開に応じて日時や会場マップの差し替え等、可変箇所の更新を営業推進グループの内田さんが担当している。「例えば1個所の修正でも、外部にお願いすれば数日の時間が必要ですし、その都度の費用も発生します。今は、更新も簡単に短時間で行え、自分のスケジュールで制作を進められるので効率的です。」と変化を実感されている。杉山さんもまた「すべてを社内で制作するとクオリティが落ちてしまう。ベースのデザインはデザイナーに作成してもらい、部分修正のみ社内で行うことができ、効率的に満足のいくDMを制作し続けています」と、品質面でも高い評価を得ている。
さらに営業推進グループでは、セミナー開催を2020年より全国展開することを予定している。杉山さんは「地方展開というのは、それぞれの土地柄を理解することも必要で難易度が高い気がしています。ただ東京に今まで蓄積した情報があるので、東京で管理しつつ現地担当者に横展開していきたい。今後、現地担当者もオンデマンドMPMを利用できるようにすれば、DM制作もスムーズに展開できると思っています」と、展望を語る。中央管理するべきコンテンツと現地スタッフならではの情報更新を可能にするオンデマンドMPMは、利用数が増えるほど費用対効果が上がるのもメリットの一つ。全国展開という次の挑戦を、キンコーズが後押しする。
コクヨ株式会社
本社所在地:
大阪市東成区大今里南6丁目1番1号
創業 :1905年10月20日
従業員数:連結6,784名、単体2,019名(2018年12月末現在)
資本金:158億円
Web:https://www.kokuyo.co.jp/
事業内容:文房具の製造・仕入れ・販売、オフィス家具の製造・仕入れ・販売、空間デザイン・コンサルテーションなど
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